【自分への質問~《男性》結婚編~】
言い訳をして、問題から目をそむけたままでは本当に欲しいものは手にはいらない。
日常の習慣を少し変えるだけで、望むものが手に入り易くなる、簡単だけど、効果的な方法
それが「自分への質問」 。
あなたが日々、無意識でしている自分の質問に気づき、
あなたの望む人生を送るための、必要で、ふさわしい質問 に変えていくことを目的として、
実際に効果的だった事例を基に【自分への質問】をご紹介したいと思います。
女性と話するのが苦手だった独身男性Rさん。
私は、イチゴの農家として就農して、15年目となる42歳です。
現在は2つ年上の妻と6歳と3歳の男の子がいる4人家族で楽しい日々を過ごしています。
そんな私ですが、実は30歳になっても、これまで一度も彼女ができたこともありませんでした。
なぜ、付き合えなかったというと、
仕事もあったし、そんな恋愛をしている暇もなく、そもそも女性に興味がない。
そう思っていましたが、
これはただの言い訳で、
本当は自分に自信がなかったからです。
女性に対して、自分で勝手な思い込みをし、壁を作り、寄せ付けていなかったのです。
同級生の友達が、私のことを心配して、合コンに連れ行ったりしましたが、
せっかく行っても女性と一言もしゃべらないまま帰ってきてしまうことが何回もあって、
友人から呆れられていました。
でも、そんな自分を変えようとは思いませんでした。
なぜなら、
自分に自信がないから結婚ができないなんて気づいていなかったからです。
そのときの私は、こんな自分への質問をしていました。
◆私は、この人の(女性)話に全然関心がないのに、どう答えたらいいんだろう?
◆私の話にこの人(女性)は関心を持っていないのに、何を話をしたらいいんだろう?
今思うと、すごく1人よがりで自己中心的な考え方に支配されていたと思います。
そんな私だったので、もう結婚は無理かなと思っていた30歳を過ぎたころ、
急に両親や自分のこれからのことを考えるようになりました。
さんざん迷惑をかけてきた両親に対して、
結婚しないことや孫の顔を見せてやれないことにどこか罪悪感を感じ始めたのです。
でも、結婚は相手次第だと思っていたので、
せめて両親に、私が彼女を作ることを頑張っている姿だけでも見せてあげたい。
それが両親を安心させるんじゃないか?
少しは親孝行になるんじゃないか?
そう思い、彼女をつくることを頑張ってみようと思いました。
その想いに立って、ようやく、隠れていた問題が見えてきました。
それは、
女性と話ができないということ。
”女性に興味がないから結婚できない”と思い込んでいましたが、
このときようやく隠れていた?隠していた問題が出てきました。
自分のその課題から逃げたいために、これまで女性との交流や出会いを避けていました。
当時の私にとっては、女性と話をすることはものすごく高いハードルでした。
しかし、その本当の問題を知ってしまったからには、もう逃げるわけにはいきません。
合コンに行き、手に汗をかきながら女性と話しをし、私にとっての高いハードルを乗りこえるために必死でした。
そのときの私がしていた【自分への質問】がこちら↓
◆女性と緊張せずに話ができるようになるためには何が必要か?
この質問に対して出てきた答えは、
女性と話す経験を積むこと。
「それをすることで、女性と緊張せずに話しをすることができる」
私はそんな風に思いました。
最初のほうは、話かけることも緊張していましたが、
仕事で合う女性の方や、お店で働く女性店員さんとお話をしているうちに、女性と話すというハードルを克服することができました。
それから数年がたち、今の妻と知り合い、結婚することができました。
30歳のころの私を振り返ると、本当に奇跡的なことだと感じています。
自分にどんな質問をするのかで、
問題に対する解決策がでてきたり、
自分に自信を持てるようになったり、
自分の人生を大きく左右すると実感しています。
ただ、私の場合、
どんな質問をするかというよりも、
どんな問題に関して自分への質問をするのかがとても大切でした。
無意識で問題から逃げて、本当の原因が見えていないままだったら、私は何をどのように改善したらよいのか分からないままでした。
今もなお、言い訳をし、女性と話することから逃げていたと思います。
今起こっている現実に向き合うからこそ、初めて問題に直面し、
どう解決していけば良いのかの課題が見え、行動に移すからこそ、現実が変わる。
私が最も伝えたい事は、
まずは今起こっている現実に向き合う勇気を持つことだと思います。
そこから全てが始まると私は思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ※無意識に自分がどんな質問をしているのかに気づくワークはこちらから ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【過去の自分への質問】
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