【自分への質問~育児編~】
子供にイライラしてしまうMさんの本当の理由とは・・・?
日常の習慣を少し変えるだけで、望むものが手に入り易くなる、簡単だけど、効果的な方法
それが「自分への質問」 。
あなたが日々、無意識でしている自分の質問に気づき、
あなたの望む人生を送るための、必要で、ふさわしい質問 に変えていくことを目的として、
実際に効果的だった事例を基に【自分への質問】をご紹介したいと思います。
育児で悩んでいた40代女性Mさん
30代後半にやっと結婚して、高齢出産で2人の子供に恵まれたMさん。
夫も優しく育児には協力的。
独身時代に欲しかったものは全て手に入れたはずなのに、何故か毎日イライラして夫や子供にあたってしまう。
いつしか夫だけでなく、幼い長男も私の顔色を伺うようになり、そんな自分を責め続けていました。
東京に住む中学からの幼馴染Iさんに、
「こんな母親失格だよね。」と漏らしたところ、
Iさんから、
「こんな母親ってどんな母親?」
と質問されました。
Iさんの質問に答えていくうちに、小学校の頃にイジメられて苦しんでいたことを思い出しました。
昔からよく、
「こんな私はダメだ」
「こんな私は何をやっても上手くいかない」
「こんな私は・・・」
と言うのが口癖だったことを思い出しました。
「”こんな”私ってどんな私なんだろう?」
Iさんからの質問で、これまで口癖のように言っていた「こんな私」 についてようやくスポットライトが当たりました。
こんな私とは・・・
・イライラしてて、
・自分のことしか考えていなくて、
・子供にあたってしまって、
「他には?」とIさん。
「他には・・・(出てこない)(~_~;)」
するとIさんが
そんなこと、誰にもあることよ。私だってイライラして子供にあたってしまうことあるよ。
だって子供が嫌いで、当たっているわけじゃないでしょ?
他に何か心配なこと、不安なことがあるんじゃない?
Iさんのこの言葉に涙が溢れてきたMさん。
自分がダメだといつも罪悪感を感じていたMさんですが、
Iさんに気持ちを分かってもらったことにより、安心感なのかホッとした自分がいました。
Iさんの質問から、私のイライラの原因は、
仕事について不安を抱いていたことからきていることに気づきました。
私が育休をとっている間に、仕事の内容や人間関係が変化し、自分がついていけるのかに不安を抱いていました。
その不安がイライラの原因となり、夫や子供にあたってしまっていたんです。
その原因が分かったこと、これまで溜めていた感情が出たこと、それを受け止めてもらったことで、とってもスッキリしました。
それからは自分を責めることも少なくなり、夫や子供にあたることが本当に少なくなりました。
子供達が毎日のように「お母さん、大好き!」と寄ってくるようになり、夫婦関係も穏やかになりました。
私のように育児に悩んでいるお母さんはたくさんいらっしゃると思います。
イライラしてしまう自分をどうか、責めないで下さい。
イライラしてしまうのはあなただけではありません。
まずイライラしてしまう自分を受け入れ、そして、そのイライラしている原因がどんな不安や恐怖から来ているのか、少しご自身と向き合ってみてはいかがでしょうか?
同じ子供を持つ母親として私の話が何か一つでもお役に立てれば幸いです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ※無意識に自分がどんな質問をしているのかに気づくワークはこちらから ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
【過去の自分への質問】
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